かかりつけ薬局・薬剤師

健康の安心安全を支えるかかりつけ薬局

FAMILY PHARMACY

公益社団法人日本薬剤師会の活動で2016年に4月にスタートした「かかりつけ薬局・薬剤師」の制度をご存じでしょうか。今まで歯科や内科、皮膚科などを受診したときに鹿児島地域内外にある別々の薬局でお薬をもらっていた方が大半かもしれません。これをかかりつけ薬局として1か所にまとめて管理し、薬の重複や飲み合わせ、効き目や副作用などすべてを一括管理する制度です。この制度により無駄を省き安全をサポートします。

一か所のかかりつけ薬局がとりまとめ

風邪のときなど医療機関に受診せず市販薬を服用したいときや健康食品、サプリメント、介護用品などの健康に関するすべてのご相談にもかかりつけ薬局で対応します。また24時間いつでも対応しているため営業時間外でも遠慮なくご相談ください。かかりつけ薬局としてのご利用には登録が必要です。いつも利用し、便利で話しやすく安心感があるなどお好きな薬局を決めていただきます。10分くらいの説明と署名をいただくことで完了しますので鹿児島にお住まいでしたらぜひお気軽にご相談ください。

メリット1：いつも同じ薬剤師がお薬のことをまとめて把握

担当の薬剤師が、他の医療機関や薬局で受け取ったお薬や市販薬、健康食品、サプリメントなどをまとめて把握して、重複したお薬が出ていないか、お薬同士や食品との相互作用がでていないかなど、お薬の服用に際して注意点などをアドバイスします。

メリット2：体調の変化の確認や薬の管理も万全に

来局いただいた際に、過去の服薬記録も含めて、患者さまの服薬後の経過を継続してチェックしていきます。患者さまのお薬の効果や体調の変化をみて、必要に応じて医療機関へ連絡も行います。また余っているお薬が多数ある場合、薬局にお持ちいただければ次回の処方調整を提案したり、ご自宅でのお薬の確認・整理を行うこともあります。

メリット3：いつでも相談でき、夜間・休日の対応も

患者さまの服薬状況をよく理解した薬剤師として、お薬や健康維持に関するご相談などにお応えします。夜間・休日などご利用の薬局が閉まっている時間帯でも、お薬についてのご相談などを承ります。

薬やサプリメントの服用をアドバイス

医療機関受診し、処方箋を持って薬局へ行くとお薬手帳の提出を求められ、忘れてしまうと再発行し、自宅にいくつもお薬手帳があって管理がばらばらになっているようなことはございませんか。すべての医療機関から処方されるお薬を1か所のかかりつけ薬局で管理することで、薬剤師がお薬の飲み合わせも確認します。さらに薬の専門性を生かして今服用しているサプリメントも薬との相性や効果を確認して本当に必要かを判断し無駄や健康を害するリスクからお守りする優れた制度です。ぜひ鹿児島地域のかかりつけ薬局としてご活用ください。

地域と連携し医療の不安を取り除く

今まで関連していなかった各医療機関・薬局・ケアマネージャーなどの他業種を患者様ごとに連携し一つにつなげる役割を担うのがかかりつけ薬局です。各機関で別々に管理していた情報を一つに集約することでデータの精度を高め無駄を省いてよりつながりを強化し一人ひとりを細やかにサポートできる体制を整えます。鹿児島地域内だけでなく、一か所は県外の病院に通われていた場合でもかかりつけ薬局から連携を取り情報共有しますのでご安心ください。不明瞭だった部分を明確にし見通しの良い環境から病気の早期発見や予防につなげます。